Medical information
診療案内
一般歯科・小児歯科
矯正歯科に特化したクリニックでは、虫歯の治療などに対応していないこともあり、
複数のクリニックに通わなければならなくて大変だと思います。
当院では一般歯科や審美歯科、入れ歯治療など口内をトータル的に診ていますので
お気軽にご相談いただければと思います。
痛みのあるところを治療するのはもちろん、患者さんのお口の健康を維持できるように、
検査とカウンセリングを行い、治療の提案・ご説明をさせていただきます。
矯正歯科
歯列を整えることへの意識が高まっており、お子さんや成人の方で矯正治療を希望する方も増えており、当院では可能な限り経済的負担を少なくし、誰もが治療を受けられる環境づくりに努めています。
「歯並びからお口のトラブルを根本的に解決する」ことを心がけ、各分野の専門スタッフとともに、信頼に応えられるよう日々の診療にあたっています。
こどもの矯正について
近年の子供は顎が細く、噛む力も弱くなってきています。
柔らかい食べ物で十分に噛む事が少なくなったことが原因です。
顎の発達が不十分だと、正しい位置に歯が生えずに、歯並びや噛み合わせが悪くなります。
乳歯が抜けて一回り大きな永久歯に生え替わる時期には、顎が鍛えられ、大きく成長している必要がありますが、顎の発達が不十分だと永久歯が生える時に十分なスペースが足りなくなります。
狭いスペースに永久歯が乱れて生えてしまい結果、歯並びも悪くなります。
歯並び悪化による様々な弊害
- 正しい噛み合わせができず、食べ物をきちんと噛む事ができなくなる
- 舌の位置がずれることで、スムーズな発音がしにくくなる
- 悪い歯並びだと歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病の原因になる
- 噛めなくなってしまうと、顎や肩の筋肉バランスが崩れ、肩こり・頭痛が起きたりする
こどもの矯正治療時期
こどもの矯正治療は、小学生~中学生の初めぐらいまでの時期(第1期)と、中学生以降の時期(第2期)の2段階にわかれます。
第1期治療(小児矯正) 永久歯が生えそろうまでの時期に行う矯正治療です。
6~10歳(乳歯~永久歯に生え変わる時期)
咬み合わせや歯並びに問題がある場合の矯正治療は、永久歯が生えそろう前が治療の開始に最適な時期です。
あごの成長発育や前歯・奥歯の萌え方をコントロールすることにより、きれいな歯並びや咬み合わせのための土台作りをします。 この時期では、咬み合わせの状態や歯列の発育に応じて固定式や可撤式の装置を口腔内に装着したり、骨格的な不正咬合の改善にヘッドギアやチンキャップなどを使用する場合もあります。
この時期に治すことが出来ない問題がある場合は中学生以降の大人の矯正で治療が必要となります。
大人の矯正について
近年では、大人になってから矯正治療される方も多くいらっしゃいます。
大人の方は、自分の意志で治療を受けられる為に目的意識が高く、治療に対する協力を得やすい為スムーズな治療が可能です。
矯正治療では、歯の唇側にブラケットを付けるマルチブラケット装置・歯の裏側にブラケットを付けるリンガルブラケット装置を1年~2年半くらいの間装着し、その間3~4週間ごとの調整を行い、歯並びを改善します。
当院では、歯の唇側にマルチブラケット装置を装着する場合により、メタルブラケット、プラスチックブラケット、セラミックブラケットを選択する事が出来ます。また、歯の移動様式の工夫により、ローフリクションタイプのブラケットと変わらない期間短縮、痛みの軽減が期待できます。
患者様のご要望に合わせたカウンセリングを行っておりますので、是非お気軽にご相談ください。
見えにくい矯正について
リンガル矯正
リンガル矯正は、歯の表面にブラケットを装着する方法が一般的ですが、歯の裏側に装置を取り付け、目立つことなく、治療できます。 ただし、表側に付ける装置に比べ治療期間と治療時間が長くかかることが多いです。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)
インビザラインは、ワイヤーを使用せず、透明なプラスチックのアライナーを交換しながら歯を動かすシステムです。透明で目立たず、取り外しができる装置です。ただし、毎日食事と歯みがき以外の約22時間の使用が必要な事と、日本人の不正咬合の場合に適さないことも多いので臨床指導医(旧:専門医)の診断が不可欠です。また、費用も高額になります。
インビザラインのメリット
- 透明で目立たない・話やすい
- 痛みを生じることがほとんどない
- 取り外し可能
- 食べる時に気にならない(食べたいものが食べれる)
- 金属アレルギーの方も安心して治療できる
予防歯科
歯についた歯石は、クリニックでしか取り除くことはできず、放っておくと歯周病が進行してしまいます。
また、定期的にチェックすることで、むし歯の早期発見にもつながります。
お口の状態に合わせた日ごろのケアの方法だけでなく、定期的なご来院によるお口のチェックとお手入れをご提案しています。
歯周病
初期段階では気づきにくい歯槽膿漏。歯周病の中でも歯槽膿漏は、初期の段階では痛みや自覚症状がない場合がほとんどです。
歯槽膿漏は歯茎の腫れが出たり、痛みが出てくるイメージが強いと思いますが、歯茎の腫れや痛みが出てくるのは、かなり歯槽膿漏が進行している状態といえます。
しかし、歯槽膿漏は、重症化すると患者様ご自身の歯を失ってしまう可能性もある、非常に恐ろしい病気です。しかも、自然に治ることはありません。
気づいた時には歯槽膿漏が重症化していて、結局歯を失うことになってしまった、という事態を防ぐため、私は定期的に受診していただき、早期発見や予防をしていただくことを強くおすすめしています。
入れ歯・義歯
入れ歯の作成やメンテナンスも行っています。下町といえる場所柄、入れ歯の作成やメンテナンスにお越しになる患者様もいらっしゃいます。
入れ歯は、一度作ったものが合わなくなるということはないと考えがちですが、お口の中の状況は変化しており、一度作った入れ歯が合わなくなるということもよくあります。たとえば、歯がない部分は入れ歯でも歯茎がやせてきてしまいます。
入れ歯を支えている歯も、入れ歯で噛む力と自身の歯で噛む力がかかるので、揺れてきてしまう場合があります。
インプラント
まず、根底にあるのはいかにして歯を失わないようにするか、です。
定期的にメンテナンスを行い、健康な歯を保っていくことが一番の理想です。
しかし、現実問題として、歯を抜かざるを得ない状況になったとき、
どう対処するか、その治療の方法と結果によって、残っている歯の運命が変わります。
インプラントという治療法がなければ、一度歯を抜いてしまった後の
負の連鎖を止めることは、ものすごく難しいことです。
最初の投資金額は大きいかもしれませんが、失う歯をなるべく少なくできる治療なので
何らかの理由で歯を失ってしまった方は一度当院にご相談ください。
インプラントのメリット
01 自分の歯と同じように噛むことが出来る
インプラントは硬い顎の骨と結合するため、揺れたり動いたりしません。そのため硬いものを噛んでも痛みを感じることなく、自分の歯があったときと同様にしっかり噛むことができます。
02 隣の歯を削る必要がない
歯を失った場合、そこを補う方法として、①入れ歯、②ブリッジ、③インプラントがあります。ブリッジは隣の歯を削る必要がありますが、インプラントであれば、隣の歯を削る必要がなく、歯を長持ちさせることができます。
03 対応範囲が広い
インプラント治療は、歯が1本欠けた場合からすべてなくなった場合まで、対応が可能です。インプラントを固定源として入れ歯を使用するなど、さまざまな形でインプラントを応用した治療が可能です。
04 長期間の使用が可能
自分の歯に被せ物をしたときや、ブリッジを装着したときよりも、インプラントのほうが長持ちするとされています。ただし、そのためには定期的なメインテナンスが必要です。
インプラントと天然歯の違い
元々の自分の歯(天然歯)は、歯と骨との間に歯根膜があり、その膜かあるおかげで、ものを噛んだときに圧力を感じることができます。しかし、インプラントには歯根膜がなく、骨と直接結合しているため、圧力を敏感に感じにくい傾向かあります。
歯周病とインプラント
インプラントの治療前には、歯周病の治療が必要です。歯周病にかかっている状態でインプラントの治療を受けると、歯周病原菌がインプラントにも感染してしまうことがありますので注意が必要です。口腔内の状況をしっかり確認し計画的に治療をすることが大切です。
インプラント治療の前の検査・診断
インプラント治療を受けることができる年齢を判断するためには、顎の成長が完了していることが関係しています。現在、世界基準で決められている最小年齢は17歳となっています。
一方、高齢者であっても、全身の健康状態に問題がなければインプラント治療を受けることができます。
CT撮影により、X線画像を立体的にみることができるとともに、血管や神経の位置も正確に確認できるようになりました。
医科用CTに比べると歯科用CTの被曝線量は、かなり低い線量の為安心してご利用頂けます。
インプラント治療の流れ
01 カウンセリング
治療内容、費用、期間、手術の手順や術後の痛みなどについて、事前にしっかりと説明をします。患者様の治療前の不安をなくすことを心がけています。
02 検査
X線撮影、CT撮影、歯の型取り、写真撮影などに加え、歯周病の検査もこのときに行います。術後長持ちするよう事前準備が必要となります。
03 診断
検査結果をもとにインプラントの長さや太さを決定し、どのように治療を進めていくのかを決める過程となります。
04 治療と費用の説明
インプラント治療にはさまざまな種類の治療法、数多くのアバットメントや上部構造があります。治療内容を理解し、患者様に合った治療計画をたてます。
05 手術前処置
手術前に、口の中全体のクリーニングを行います。虫歯や歯周病がある場合は、治療が必要となります。特に重い歯周病の場合は、歯周病の治療を優先して行います。
06 インプラント手術
手術がとても怖く、緊張してしまう方にはリラックスする麻酔等を併用し出来るだけ不安をなくすようにさせて頂きます。
術後のメンテナンス
インプラントの長期にわたる健康維持のためにもっとも重要なことは、インプラントのメインテナンス(定期的なインプラントの検査とクリーニング)です。定期検診は2~6ヵ月に一度行うのが目安です。
メンテナンスでは、清掃状況や噛み合わせのチェック、動揺度等細かく検査を行います。
日々のブラッシング指導や、食事指導を行わせて頂きます。